発注企業事例
株式会社リブセンス

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企業概要

事業概要
インターネットメディア運営事業。求人情報メディア「ジョブセンス(http://j-sen.jp/)」「ジョブセンスリンク(http://job.j-sen.jp/)」「ジョブセンス派遣(http://haken.j-sen.jp/)」や不動産情報メディア「door 賃貸(http://chintai.door.ac/)」、転職クチコミサイト「転職会議(http://jobtalk.jp/)」等のサービスを運営。
本社所在地
東京都品川区
従業員数
正社員82名、アルバイト・派遣社員91名(2013年9月30日現在)
ホームページ
http://www.livesense.co.jp/

在宅ワーカーへの発注・活用の状況

クチコミ情報メディアの分野において、転職希望者向けに企業の評判や噂などのクチコミ情報や企業の公開情報などの役立つ情報を集めたサイト「転職会議」の運営を行っており、その運営上、発生する下記の業務において、クラウドソーシング(※1)を通じて契約した在宅ワーカーを活用している。

在宅ワーカーには、プログラミングやライティングの業務を発注している。

  • 簡単なプログラミング業務
  • 「転職会議」に掲載する企業情報のライティング業務(企業情報を整理してまとめる作業 等)

※1:「クラウドソーシング」とは、インターネットを利用して不特定多数の人に業務の受発注ができるWebサービスのこと。

在宅ワーカーへの発注・活用に至った背景

簡単な業務改善ツールのプログラミングの作成の際に、人材コストという考えにおいて自社のエンジニアが作成を行うべきかを検討し、最終的に外注することにした。しかし、一般的なプログラム作成会社に発注すると10万円ほどかかってしまうため、クラウドソーシングを通じて在宅ワーカーを募集してみたところ、安価で制作できる在宅ワーカーが見つかり発注を行った。同在宅ワーカーには、その後も継続して業務を依頼している。

また、ライティング業務については、公開情報を整理しまとめる作業が大量に発生したので、在宅ワーカーを活用することにした。

在宅ワーカーへの発注・活用のメリット

  • 良い在宅ワーカーに巡り会えた場合、低コストで質の良いものを得られる。
  • ライティング業務において、従来より低コストで業務を進めることが出来る。
  • 必要なときに必要な数の人材を集めることが可能である。なお、これまでスピード面で遅いという印象を受けたことはなく、きちんと要件をまとめ依頼をすればコミュニケーションにおいても特に問題はない。

発注・活用に当たっての課題・留意点

  • ライティング業務については、大量の作業を急いで行うため、また優れた在宅ワーカーを見つけたいという意図もあり、在宅ワーカーを多数募った。成果物を見ると質のばらつきがみられ、修正作業が大変ではあったが、募集した中から優れた在宅ワーカーを確保することができた。
  • 当初から仕様書を作成して業務を依頼したが、在宅ワーカーによって理解にばらつきがあり、修正指示が必要な成果物も少なからずあった。そのため、より詳細な仕様書の作成や作業スケジュールの見直しにより、委託作業の運営の効率化を図った。

今後の発注・活用方針

  • 優秀な在宅ワーカーと信頼関係を築き、長期的な付き合いができるようにしていきたい。
  • ライティング業務においては、基準を満たした人物をある程度確保できる見込みがあるため、詳細な仕様書や手順書を作成して、積極的に活用していきたい。
  • クラウドソーシングサービスによっては、法人名を伏せて発注することが可能であり、リブセンスでも、案件に応じて法人名の公開・非公開を分けて運用している。秘匿性が高い案件も、法人名を伏せて、全体像を把握できないよう作業を細分化することで、クラウドソーシングを利用している。

在宅ワーカーへの発注・活用を検討している企業へのアドバイス

  • 多様な活用の仕方がある。例えば、上記のように社外秘でない情報を活用した、一度に大量に行う作業には、優れた在宅ワーカーを確保できれば、コスト抑えながら質の良いものを作成できる。在宅ワーカーに委託する作業の切り分け・見極めが重要である。
  • 社内の人間で業務を進める場合とは勝手が異なるため、成果物にばらつきが出ないように詳細な仕様書を作成したり、作業スケジュールの工夫が必要である。

※ 掲載情報は、2014年1月時点のものです。
※ 掲載情報については、あくまで企業における在宅ワーカーへの発注・検討に資するためのものであり、当該発注企業と在宅ワーカーの契約内容について(事務局が)保証するものではありません。

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