自営型テレワークのトラブルを未然に防ぎ、安心して仕事を行うためには、仕事の内容や報酬などを明確にし、書面(文書・電子メール・ウェブサイト上等)で契約を結ぶことが重要です。業務委託契約書を作成せず、口頭での受注は、後になって仕様や納期、報酬額が自分の思っていたものと違ったり、ときには契約が一方的に打ち切られるなどのトラブルに発生する場合もあります。必ず契約書を作成しましょう。
業務委託契約書に含む内容は、「こちら」を参照してください。厚生労働省発行の『自営型テレワーカーのためのハンドブック』も参考になると思います。
※SOHOとは、パソコンやモバイルデバイスなどを活用して、自宅や小さなオフィスなどで受託した委託業務を行うという働き方のことであり、自営型テレワークにも参考となります。
仕様の変更は起こりうることですので、受注した以上は対応せざるを得ないこともあるでしょう。しかし、それにより納期に支障が出る、また著しく作業時間が増えて、仕事を始める際に契約した報酬に見合う以上の仕事となる場合もあります。このような場合は、納期の延長や、報酬の見直しなどを取引先企業と話し合いましょう。
仕事を受注する際には、仕事の内容や仕様が変更になった場合の取扱いについてしっかり確認し、契約条件に盛りこむことを求めましょう。
コンピュータウイルスに感染すると、パソコンが動かなくなったり、ファイルが壊れたり、さらにウイルスが伝染することで他の人のパソコンを壊したりします。また、ウイルスの中には情報を流出させるものもあり、取引先企業から預かっている機密情報が流出するという大きなトラブルに発展する可能性もあります。
ウイルスによっては、勝手にウイルス付eメールを送信するものもあるので、感染した場合はまず、パソコンをインターネットから切り離します。次に、ウイルス対策ソフトをインストールし、指示に従ってウイルスを駆除してください。
ご自分のパソコンを仕事で使う以上は、以下のセキュリティ対策をしっかり行いましょう。
期日までに終わりそうもないとわかった時点で、一刻も早く取引先企業に報告し、相談しましょう。伝えにくいとは思いますが、取引先企業に知らせないまま納期を過ぎてしまうことは、あってはならないことです。
一方で、発注日が予定より遅れたり、度重なる仕様変更や急な納期の短縮があったりなど、取引先企業の都合で期日までに終わりそうにない場合もあるでしょう。こういった取引先企業の都合による契約等の変更の場合は、自営型テレワーカーの負担も大きくなりますので、納期を含め、契約内容について取引先企業と話し合いましょう。
※SOHOとは、パソコンやモバイルデバイスなどを活用して、自宅や小さなオフィスなどで受託した委託業務を行うという働き方のことであり、自営型テレワークにも参考となります。
まず、パソコンの中にバックアップデータが残っていないか確認しましょう。ない場合は、一刻も早く事情を取引先企業に報告、謝罪して、対応を相談しましょう。
納品物は期日を守って納品する義務がありますので、このようなトラブルを繰り返さないため、常にバックアップをとり、ハードディスク以外のメディア(CD-ROM、DVD-ROMなど)にも保存しましょう。
取引先企業との話し合いが難航する場合は、次のような相談窓口を利用することをおすすめします。その際、取引先企業との契約書のほか、今までの経緯が分かる資料(会社からのeメール内容を印刷したものや、電話でのやり取りのメモなど)を持参するとよいでしょう。
法的トラブルの内容に応じて、法制度や相談機関・団体などを無料で紹介しています。
ホームワーカーズウェブでは、その他の相談窓口も案内しています。また、自営型テレワークを始めるにあたって、厚生労働省が発行している『自営型テレワーカーのためのハンドブック』も参考にしてください。
※SOHOとは、パソコンやモバイルデバイスなどを活用して、自宅や小さなオフィスなどで受託した委託業務を行うという働き方のことであり、自営型テレワークにも参考となります。
取引先企業との話し合いが難航する場合は、法テラスなど専門家に相談することをおすすめします。相談の際は、取引先企業との契約書や、経緯が分かる資料(会社からのeメール内容を印刷したものや、電話でのやり取りのメモなど)を持参しましょう。
法的トラブルの内容に応じて、法制度や相談機関・団体などを無料で紹介しています。
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よくある質問(FAQ)自営型テレワーカー編
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