グループリーダーは、メンバーとの信頼関係を築くことがなにより大切です。各自の作業の進捗状況を把握し、気軽に質問できるなど、メンバーが仕事をしやすい環境作りに配慮しましょう。ときには、スキルの足りないメンバーをフォローすることも必要になります。
また、グループリーダーは、取引先企業との交渉やグループ内のトラブルの解決、報酬の支払いなどさまざまな役割を担います。そのため、グループリーダーには、業務を円滑に進めることができるコミュニケーション能力が求められます。
一見苦労が多いようですが、メンバーを育て、自分の理想のグループを目指すことができるのはリーダーの醍醐味でもあります。
※SOHOとは、パソコンやモバイルデバイスなどを活用して、自宅や小さなオフィスなどで受託した委託業務を行うという働き方のことであり、自営型テレワークにも参考となります。
書店などで市販されている参考書を使って学習する、民間のパソコンスクールに通う、市町村で主催するIT講習会やITサポートセンターなどで学習するなどの方法があります。
厚生労働省が発行している『自営型テレワーカーのためのハンドブック』の中には、地域の自営型テレワーク関連情報がありますので、こちらも参考にしてください。
資格を取得することは、自身のスキルの客観的な証明となりますので、仕事を得る上で大変有効な手段です。ただ、資格を取得してもすぐに仕事の獲得につながるとは限りません。営業活動をしていくなかで、資格を取得したことをアピールしていきましょう。
例えば、以前の勤め先の知り合いに資格を取得したことを伝えたり、セミナーや異業種交流会に積極的に参加して関連した仕事をしている人を探したりなどで人脈を広げていくと、取得した資格に関連する仕事をもらえるきっかけを作れるかもしれません。取得した資格を明記した名刺を用意して、セミナーや交流会で名刺交換を行うことも、仕事の獲得につながる可能性を高めます。
一人で仕事をしている場合、自信の持てない仕事は受注しないようにすることも大切です。しかし、それではなかなか自分の仕事の幅を広げていくことが難しくなるでしょう。
自分一人では出来ない仕事を依頼された時は、グループワークを考えてみるとよいでしょう。自分にないスキルを持った人とグループを作ることにより、より幅の広い仕事ができるようになります。
また、グループワークを運営する経験を積めば、グループリーダーとして成長し、さらにより大きな仕事を受注できるようになるでしょう。セミナーや異業種交流会に積極的に参加し、いろんなスキルを持った人たちと交流を深めるのも、グループの成長や運営に有効な方法の一つです。
グループワークについては、「こちら」も参考にしてください。
また、厚生労働省の委託事業で実施するセミナーについては、「こちら」で確認いただけます。開催済みのセミナーは、「動画コーナー」として掲載しています。
個人情報を扱う上で重要なことは、情報の取り扱いとパソコンのセキュリティです。ご自分のパソコンを仕事で使うからには、セキュリティ対策をしっかり行いましょう。パソコンのセキュリティについては、「こちら」を参考にしてください。
個人情報を取り扱う際の注意事項として以下が挙げられます。契約書で定めた個人情報の安全管理に関する事項についても確認しておきましょう。
プライバシーマークを取得している企業から仕事を受ける場合は、個人情報の扱い方について指示を仰ぎ、仕事をするとより安全でしょう。
個人情報保護法について詳しくは、個人情報保護委員会をご確認ください。
仕事の内容、メンバーの数、リーダーを含めたメンバー全員の経験や実績、報酬などを確認しましょう。可能ならリーダーに直接会って、話を聞いてみるとよいでしょう。
参加後に注意することとして、仕事に対し責任を持って対応することはもちろん、メンバー相互の連携や協調性が大切になります。こまめに「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を行い、円滑なコミュニケーションを心掛けましょう。
ホームワーカーズウェブでは、グループワークによる自営型テレワークに成功した方々へのインタビュー動画「実録!在宅ワーク成功のポイント ~グループワーク~」を掲載しています。参考になさってください。
グループワークをする場合、ファイルのやりとりを行う必要がありますが、ファイルサイズの大きいデータはeメールでの送受信に時間がかかります。また、プロバイダ契約内容によっては、受け取れるデータの容量が決まっていて、容量を超えたデータは受け取れない場合があります。
また、グループメンバー各人のパソコンにのみデータがある状態では、万が一個人のパソコンがウィルスに感染したり、パソコンそのものが壊れたりすると、データが消えてしまいます。
このようにデータ容量やセキュリティ面などから考慮して、ファイルの共有に関しては、インターネットを介したグループウェアを利用することをお勧めします。グループウェアとは、複数のメンバー間において、情報共有やコミュニケーションの潤滑化のためのツールです。
機能は多岐に渡り、ファイル格納だけでなく、eメールの送受信、スケジュール管理、掲示板などがあります。グループワークをする上で、ファイルだけでなく、互いのスケジュールなども共有すると、より円滑に業務を遂行できるでしょう。
IT(情報通信機器)を利用するからには、正確かつスピーディなタイピングは仕事の処理速度も向上にもつながります。
ブラインドタッチ(キーボードを見ないで入力すること)ができるよう、市販のタイピングソフトを購入したり、インターネットの無料タイピングサイトを利用したりして、練習することをお勧めします。
自営型テレワークを行うにあたっては、必ず資格が必要というわけではありません。まずは、今まで培われた技術が活用できる仕事があるかどうか探してみましょう。
自分自身を分析する方法としては、「こちら」をご確認ください。
希望の仕事を探す方法としては、「こちら」を参考にしてください。
自分のスキルをはかる方法としては、仲介事業者への登録が考えられます。仲介事業者の中には、登録申請に際してトライアルを課すなどでスキルチェックを行っているところもあります。自営型テレワーカーを志す上での、現在のスキルレベルを推し量る一つの方法になるでしょう(仲介事業者によって求めるスキルレベルは異なります)。また、資格試験にチャレンジしてみるのもよいでしょう。自身のスキルの証明にもつながります。
よくある質問(FAQ)自営型テレワーカー編
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