SOHOトラブル座談会(事例8)
価格設定の悩み

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相談者相談者

個人なので、周りに契約の知識がある人がいない。業務委託として自宅で仕事をしているが、契約書をどうしようかと悩んでいます。
先日、ある発注者に見積もりを出して作業を進めて2ヶ月たったころに、金額が厳しいので、算定方法を変えてほしいといわれた。この方法だと、トータルで低くなってしまう。このようなことがまた起こったら…と心配なので、契約書を作成した方がよいのかなと思い、相談します。

ファシリテーター先輩SOHOファシリテーター先輩SOHO

価格設定はどうしていますか。一括で安くしてよ、というのはよくある。あともうひとつ、基本的な料金表はあるか。

相談者相談者

きちんとした価格表はなくて、割と発注者の予算に応じてその時々で決めています。

ファシリテーター先輩SOHOファシリテーター先輩SOHO

価格表は、受注額の最低ラインを提示するもの。最初にあるとないとだと、交渉の際に、あとから何もいえない。作っておくのは自衛手段です。
また、工数が変わるのは日常茶飯事です。交渉できるようにする。その際、継続的なお付き合いを望むかによって、交渉姿勢も変わってくると思います。これは受注の駆け引きの範疇でしょう。

ファシリテーター先輩SOHOファシリテーター先輩SOHO

契約書を自分から提示したことはないです。割と発注元が提示する様式を確認する程度です。これは個人事業主としては一般的ではないかと思います。したがって、ご相談についての現場での実質的な対策としては、価格設定を整えることが重要ではないかと思います。
一部上場企業は日本版企業改革法(日本版SOX法)に準拠して対策を整えています。社内書類の保存をきちんとしようと。これに伴い、請負先もきちんと管理しようという流れにあります。

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