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初心者向け:契約について

契約を結ぶ手順を教えてください

業務にあたっては、きちんと文書で残しておかないと、いざ仕事を開始してから「言った」「言わない」のトラブルが発生する場合もありますので、業務委託契約書を交わすことが重要です。

在宅ワークの契約書は雇用契約書とは異なり、仕事の発注ごとに作成します。業務委託契約書を交わすまでには、一般的に次のステップがあります。

STEP1: 見積書を作成します

見積書とは、仕事にかかるお金を前もって算出した書類です。見積書には在宅ワークでの作業の内容、仕事の単価などを記載します。在宅ワークを始めたばかりの場合、自分の仕事に単価をつけることはなかなか難しいことかもしれません。決める要素としては、自分の目標金額のほか、相場、日頃のつきあいの程度、ほかに競争相手がいるかといったことが挙げられます。

STEP2: 依頼内容を理解します

取引先企業から仕事の依頼があったら、まず、仕事の内容を詳しく説明してもらいましょう。この段階で、受注する仕事をしっかり把握し、疑問点はすべて解決しておきましょう。

STEP3: 請け負うかどうか決めます

依頼内容を十分理解できたら、自分の能力やスケジュールを考慮し、請け負うかどうかを決めます。無理な納期で請け負い、仕事がその納期に完成しなかった場合には、損害賠償を請求されることもありますので、不安材料があったら、受注しないことも検討する必要があります。

STEP4: 契約します

報酬や納期などの条件で取引先企業と折り合いがついたら、業務委託契約書をかわし、正式に契約します。相互に内容を確認するほか、追加作業が生じた場合の対応についても事前に話し合っておきましょう。

このような手順で契約まで進めていきますが、発注先とのやり取りは、要所要所で必ず文書やメモを残していきましょう。

以上のような契約に関する詳細は、厚生労働省発行の『在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン』も参考にしてください。また、厚生労働省発行の『在宅ワーカーのためのハンドブック』の中の「在宅ワークの仕事の流れ」も参考になると思います。

見積書には何を記載するのですか?

見積書とは、仕事にかかる金額を前もって算出した書類です。取引先企業は、在宅ワーカーが提出した見積書の内容を検討し、仕事を発注するかどうか決めます。

見積書には、以下の項目を含めるようにしましょう

  • 見積もりの日付
  • 自分の住所、連絡先
  • 取引先企業名
  • 見積もりの件名(仕事の案件名)
  • 見積もりの項目(作業や経費の内容)、数量、単位、単価、金額
  • 納入期限や納入方法
  • 見積有効期限
  • 支払方法

厚生労働省発行の『在宅ワーカーのためのハンドブック』の中の「見積書の参考例」も参考にしてください。

見積もりを出すとき、諸経費は別項目にしてもいいのでしょうか?

見積書作成においては、発注先と相談して、お互いに納得のいく形式にしましょう。

見積もりを単価で出す場合に、諸経費は別途という場合もあれば、発注先の希望で単価に反映させる形にする場合もあるようです。諸経費を別途にしたい場合は、その旨を発注先にまず相談することをおすすめします。

契約書を交わしたいが発注先にひな型がありません

発注先にひな形がない場合でも、口頭での受注ではなく、必ず業務委託契約書を作成しましょう。仕事の内容や報酬・納期などの条件を明確にし、書面で契約を結ぶことで、トラブルを未然に防ぎ、安心して仕事を行うことができます。

業務委託契約書には、以下の内容を含むようにしましょう。

注文者の氏名、所在地、連絡先、担当者

仕事について確実に連絡がとれるようにします。

注文年月日

発注日付を明確にします。

仕事の内容

不明な点がなくなるまで取引先企業に説明してもらいましょう。仕事を始める前に疑問はなくしておきます。

報酬

仕事の報酬額、支払い期日、支払い方法を明確にします。

仕事にかかる諸経費の取扱い

通信費や宅配料金など仕事にかかる諸経費で、注文者が負担するものがあるのかどうか、ある場合は何かを明確にしておきます。

成果物の納品

納期、納品先、納品方法について明確にします。

契約条件を変更する場合の取扱い

もし、仕事の途中で契約条件が変わる場合はどうするのかを明確にしておきます。

成果物が不完全であった場合やその納入が遅れた場合などの取扱い

在宅ワーカーの責任で契約書に定めた内容が守られなかった場合、補修や損害の賠償が求められる場合があります。どこまで責任を負うのかを、明確にします。

成果物に係る知的財産権の取扱い

コンピュータープログラムや、物品のデザインなど、成果物に著作権や意匠権などの知的財産権が付与される場合の取扱いについて明確にします。

個人情報の取扱い

在宅ワーカーが守るべき個人情報の安全管理について明確にします。

以上のような契約に関する詳細は、厚生労働省発行の『在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン』を参照して、確認していくことをおすすめします。また、厚生労働省発行の『在宅ワーカーのためのハンドブック』の中に「契約書の参考例」があります。

関連項目

業務委託契約書を結ぶ際に、印鑑証明書の提出は一般的でしょうか?

在宅ワーカーは「個人事業主」となりますので、企業によっては「個人」と契約することへの不安から業務委託契約を結ぶ際に契約書の実印の証明として印鑑証明書の提出を求める場合もあります。

契約において不安があるようでしたら、本人確認の用途でのみでの利用かどうかを問い合わせるなど、納得いくまで確認しましょう。また、本人証明として必要ならば印鑑証明書以外のもの(運転免許証など)で代用できないかなどを問い合わせてみるのも一つの方法です。

もし、印鑑証明の提出要求について困った場合は、公的な相談窓口を利用することもお勧めします。相談の際には契約書の内容が分かるものや、 これまでの仕事の経緯が分かる資料(メール内容を印刷したものや、電話でのやり取りのメモなども)を持参するとよいでしょう。

法テラスについては、ホームワーカーズウェブの「相談窓口」でご案内しています。

住民票や免許証の写しを求められる場合もあると聞きますが、それは変なことではないのでしょうか?

企業から住民票や免許証の写しを求められたら、使用用途を確認しましょう。企業が個人事業主である在宅ワーカーと契約する際、身元確認のために何らかの身分証明書の提示を求めることはあります。

使用用途や個人情報の取扱いに関して不明な点があれば、納得いくまで確認しましょう。不安を残したまま契約を行うことは、決してしないでください。

キャッシュカードを預かると言われました

契約をするにあたり、新規口座や使用していない口座のキャッシュカードの提出を求められた場合は、注意が必要です。報酬の支払いのために銀行の口座番号が必要ということであれば、口座番号を伝えることで完了します。

在宅ワークは、あくまで働き方の一種ですので、特別な取引を行うわけではありません。契約について疑問を持った場合は、納得いくまで話をし、納得できないと判断したら、はっきりと断ることも大切です。

お金がないと言ったらキャッシングを勧められました

契約をする際、何らかの金銭を要求される際は注意が必要です。一般的に在宅ワークでの収入は、月に数千円から数万円が相場です。これらの収入をはるかに上回る金額を請求された場合、損失が出ることも考えられます。クレジット契約をすすめる悪徳業者も横行しているため、高額な初期費用や、月々の経費を請求される場合には、注意しましょう。

契約書をしっかり確認し、疑問があれば納得いくまで問い合わせるなど話をし、もし納得できないと判断した場合は契約を行わない選択もあるのは、通常の取引と同様です。

クーリングオフ期間を超えてしまったが、解約したい

クーリングオフ期間が過ぎてしまった場合は、こちらから一方的に解約することはできません。しかし一人で悩まずに、まずはお近くの消費生活センターなどに相談してみましょう。条件付きでクーリングオフができる場合もあります。

悪徳業者の中には、研修費や教材費を購入するよう強要することもあり、場合によっては購入期間が何年にも及ぶものもあります。契約の際は十分注意しましょう。

クーリングオフについては、「こちら」でも紹介しています。

契約書を2通送り、1通返送されるはずが、問い合わせても一向に音沙汰がありません

契約書のコピーや、これまでに送受信したメールの内容を印刷したもの、電話でのやり取りのメモなど、揃えられる資料を用意して、法テラスなど専門家に相談することをおすすめします。

法テラスについては、ホームワーカーズウェブの「相談窓口」でご案内しています。

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