在宅ワーカーは、自分の仕事をする力をどのように磨き、身につけるのでしょうか?
そして「職業能力」を高めるためにどのような設計が必要なのでしょうか?
「職業能力が高い」というのは、会社員時代であれば、企業内で上司や同僚などが、評価してくれることが判断基準でした。
しかし、在宅ワーカーは自宅でひとりで業務にあたる働き方です。
価値判断をしてくれる同僚や上司などが身近にいるわけではありません。
また、世の中全体がIT社会、知識社会へ移行していくことにより、職業能力は、 専門スキルとそれを活かして成果に結び付けられるコンピテンシーという能力に変化してきています。
さて、ここでコンピテンシーについて簡単にご説明します。
コンピテンシーとは、能力評価の概念で「成果を上げ続けることのできる行動特性」「再現性のある成果行動能力」と定義されます。
高い成果をあげている人(ハイパフォーマー)の行動特性、発揮能力の分析から必要スキルを抽出し、評価に活用するものです。
コンピテンシー評価は、最終成果をあげるまでの中間成果とそこで発揮された思考や行動を評価し、企業の人事評価では、このコンピテンシーを重要視するところも多く出て来ました。
「成果を上げ続けることのできる行動特性」を持つ人をイメージしてください。
成果を上げ続けることができれば、クライアントからの信用も得られ、継続的な発注やステップアップした仕事を請けることもできるでしょう。
では、そうなるための一番の近道はなんでしょうか?
まずは「やりたいことをやる」のが、一番パフォーマンスも良いし、能力も磨かれます。
「何でもいいから在宅で仕事をやりたい」では、目的意識があいまいなため、どう仕事を設計していったらいいか、自分でもわからなくなります。
在宅ワーカーは、自宅で一人で業務にあたる労働形態であるからこそ、目標をもって意識して自分自身のキャリアを向上させる必要があるのです。
以下は在宅ワーカーのキャリアを高めるためのコアコンピタンス10箇条です。
是非、現在の自分とあてはめて検証してみて下さい。
Page Top