厚生労働省「自営型テレワークに係る就業環境の整備事業」
2017年10月16日（月）開催の自分らしい働き方発見セミナー（2017年度：第2回）「在宅ワークセミナー～はじめの一歩～ in大阪」のレポートです。こちらのセミナーの動画と配付資料については下記のボタンよりご覧いただけます。
このセミナーにご参加いただいた方向けに、受講後の「在宅ワーク」に関する知識への理解度を確認できるテストをご用意しました。
※セミナーにご参加いただいていない方は、セミナーの模様を収録した動画をご覧の上ご利用ください。
講師：株式会社キャリア・マム 代表取締役（CEO）堤 香苗氏（プロフィール）
[概要]
在宅ワークとは雇用ではなく請負という形をとり自宅で仕事をすることである。自己責任が大きく、プライベートで何があっても仕事を最後まで全うすることが大切である。また、仕事を探すところから、請求書を出し報酬を得るまで自分で管理することが必要となる。在宅ワークを始める前に、自分の強みを知るため自己分析をするとよい。得意なことはもちろん、苦手なことやクセを知ることで、発注者との無用のトラブルを避けることができる。在宅ワーカーのメリットは定年がないこと。自分のペースで自分の納得した仕事を長い間続けることができる。また、発注者と受注者は同等の関係であるので、発注金額や業務内容に疑問がある場合には交渉してもよい。
パネリスト：
株式会社Kaeru 代表取締役 大崎 弘子氏（プロフィール）
ランサーズ株式会社 地方創生グループ ディレクター 星野 莉奈氏（プロフィール）
在宅ワーカー：水本 愛氏
[概要]
在宅ワーカーの水本氏は、仕事の単価を上げるためにも、できることだけではなく、趣味や自分の置かれている立場も記入し、プロフィールを充実させるとよいと言う。また「委託先に信頼してもらうために納期をしっかり守ること、継続して仕事をもらいたい意思を表示することが大切」と、在宅ワークに興味を持つ方たちにアドバイスを送った。大崎氏は「初めての方は、まずやってみることが大切。ライティングだけではなく写真も撮れるなど、付加価値があると継続して受注する可能性が高くなる」という。星野氏は「在宅ワーカーに仕事を発注する上で実績があると安心する。さまざまな仕事の方式があるので、初めての方は挑戦しやすいものから取り組んで経験を増やしてほしい」と語った。
[概要]
パネルディスカッションの後は希望者に在宅ワークについての相談会が行われた。参加者は相談員に日頃疑問に思っていることを質問。これから在宅ワークを始めようと考えている参加者が現役の在宅ワーカーに話を聞く場面もみられた。
神戸女学院高等学部、早稲田大学第一文学部・演劇専攻卒業
大学在学中よりフリーアナウンサーとしてＴＶ・ラジオのＤＪ、パーソナリティとして活躍。自らの出産・育児体験から、仕事と家庭のどちらも大切にしたい女性たちに、在宅でも仕事が出来て、キャリアを生かす働き方を出来ることを提案することを目的として「株式会社キャリア・マム」設立。
女性のキャリア・アップ支援」「主婦ビジネスの実態」「くちコミによるマーケティングやコミュニケーション術」「在宅ワーク」「ITビジネスの可能性 」等のテーマで講演多数
「第５回女性起業家大賞」「慶應ＳＦＣアントレプレナーアワード2006 プラチナ賞」受賞
著書に「おしゃべり力～主婦のホンネが常識を変える～」「マーケティングのしかけ」
専業主婦から、アルバイト、そして社長へ。大阪生まれの大阪育ち。バツイチ、高卒、2児の母。ChatWork社にアルバイトとして入社、SEO・広報・代表 山本敏行の秘書を経て、グループ会社の代表に。株式譲渡（MBO）により独立。大阪の本町にあるコワーキングスペース「オオサカンスペース」の運営がメイン事業。スポーツ自転車に特化した会員制駐輪場「ヴェロスタ」も展開中。
栃木県那須塩原市出身。愛知県の大学に進学後、東京の人材系企業に就職。働き方の選択肢を増やしたいという思いで、2015年、クラウドソーシング事業を展開するランサーズ株式会社に入社。ランサーズでは、「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」をビジョンに、スキルシェアリング事業、デジタルマーケティング事業でサービスを提供中。
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