2017年7月13日(木)開催の自分らしい働き方発見セミナー(2017年度:第1回)「在宅ワークセミナー~はじめの一歩~ in東京」のレポートです。こちらのセミナーの動画と配付資料については下記のボタンよりご覧いただけます。
このセミナーにご参加いただいた方向けに、受講後の「在宅ワーク」に関する知識への理解度を確認できるテストをご用意しました。
※セミナーにご参加いただいていない方は、セミナーの模様を収録した動画をご覧の上ご利用ください。
講師:株式会社キャリア・マム 代表取締役(CEO)堤 香苗氏(プロフィール)
[概要]
在宅ワークとは、主に自宅で業務請負契約という形で働くこと。内職との違いはパソコンなどの情報機器を利用し、インターネットの通信技術を使って仕事をすることである。業務請負契約は個人事業主となるので、雇用という形態の会社員とは違い、失業保険や育児休暇などの手当はない。自分で営業をし、報酬を請求するところまで責任をもって行うので、取引先との約束を守ることが原則である。定年がなく、自分のやりたい仕事を自分のペースでできることも在宅ワークのメリットの1つ。そのため、ワーカー層は男女・年齢ともに幅広く、仕事の内容も簡単なものからハイスキルなものまで多種多様である。
パネリスト:
株式会社ジェイグラブ 代表取締役 山田 彰彦氏、株式会社クラウドワークス 経営企画室 石山 アンジュ氏
現役在宅ワーカー:秋山 裕子氏(ライター)、加登谷 美枝子氏(デザイナー)
[概要]
在宅ワークは、ワーカーそれぞれの生活スタイルに合わせて仕事ができることがメリットである。しかし、何があっても最後まで自己責任で仕事をやりとげなければならない厳しい面も。「あらかじめ発注者に受注可能量や作業時間を伝えておくことがトラブルを避けるポイント」と秋山氏は話す。また、加登谷氏からは「離れた場所でのやり取りなので、メールの見落としに注意。電話のみでは済ませずメールで文章化しておくことでお互いの意思の行き違いが少なくなる」という意見が出た。発注側の山田氏からは「在宅ワーカーとの仕事はコミュニケーションをマメにとることが大切。スキルの高いワーカーに仕事を任せることで視野が広がり、最終的には営業利益にもつながる」と、在宅ワーカー活用のポイントについて話があった。
神戸女学院高等学部、早稲田大学第一文学部・演劇専攻卒業
大学在学中よりフリーアナウンサーとしてTV・ラジオのDJ、パーソナリティとして活躍。自らの出産・育児体験から、仕事と家庭のどちらも大切にしたい女性たちに、在宅でも仕事が出来て、キャリアを生かす働き方を出来ることを提案することを目的として「株式会社キャリア・マム」設立。
女性のキャリア・アップ支援」「主婦ビジネスの実態」「くちコミによるマーケティングやコミュニケーション術」「在宅ワーク」「ITビジネスの可能性 」等のテーマで講演多数
「第5回女性起業家大賞」「慶應SFCアントレプレナーアワード2006 プラチナ賞」受賞
著書に「おしゃべり力~主婦のホンネが常識を変える~」「マーケティングのしかけ」
Page Top