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岡田直子氏

株式会社ネットワークコミュニケーションズ 代表取締役 岡田直子氏

広島県出身。神戸女学院大学を卒業後、サン・マイクロシステムズに入社。
同社を退職し、立教大学大学院にて経営学を学びながら、ベンチャー企業で営業職として勤務。
2005年に、株式会社アクシブドットコム(現:株式会社ECナビ)に広報担当として入社。同社の広報機能を立ち上げ、経営本部長、広報室長を経て2009年に退社。

同業に限らず広報担当者を集めた「広報勉強会」を主催するなど業界内外問わず広くネットワークを有する。
2009年7月1日より、ベンチャー企業の広報立ち上げを支援する、株式会社ネットワークコミュニケーションズを設立。

Q1. 在宅ワークについてお聞きします。これまでの在宅ワークを踏まえ、現在の在宅ワーク市場の状況についてお聞かせ下さい。

  • これまでのようなデータ入力等の単純作業ではなく、より創作性の高いものやスキルを求められる業務が伸びてくると思います。企業の経営環境が厳しくなる中、自社のコアとなる業務以外を外部にお願いしようという企業は、特にIT化の進んだ企業で増えるだろうと感じています。

Q2. 在宅ワークにおいて、3.11の東日本大震災を受けて、学んだことや考えさせられたことはありますか。

  • 3.11の大震災は働き方に対する概念が壊される出来事だったと認識しています。仕事はオフィスに行ってやるものだという概念が覆され、働き方の可能性が広がったのではないかと思います。働き方の多様性を受け入れる環境が整いつつあるのではないでしょうか。

Q3. 今後、在宅ワークが発展する可能性のある業務や分野について、お考えをお聞かせ下さい。

  • 例えば、企業等のロゴ作成やネーミングといった創作性の高いものやスマートフォンアプリの開発やECサイト等の運営全般といった、スキルが必要になるものは可能性があると思います。
  • 一方、在宅ワーク自体でみるとネットワークの進展によって世界の壁が無くなりつつありますので、世界のSOHOワーカーがライバルになることも確かです。但し、考え方によっては市場が全世界に広がることも意味しています。自身のスキルを磨く事に専念すれば、机に居ながら世界を相手にできると思います。

Q4. 最後に、本年度の在宅就業セミナーについて、セミナーにはどのような方にお越し頂きたいか、また、セミナーに参加された方にどのような事を習得して帰って頂きたいとお考えでしょうか。

  • 話を聞くだけで帰るのではなく、明日への一歩を踏み出すために何かを吸収する姿勢で来て頂きたいと思っています。セミナーを聞きに来てくれた方々が次の日にさっそく仕事の情報を見たり、必要なスキルを調べたりと具体的に行動に移して貰えるようなセミナーにしたいと思っています。

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